学生と企業人の違い「人間関係1」
今回は「人間関係の違い」を確認して行きましょう。
これまでの学生時代の「人間関係」は、
基本的に自分と気の合う仲間でつるみ、楽しく過ごしてきたと思います。
(企業人は楽しく過ごせないといっている訳ではありませんよ・笑)
言い換えれば、同世代で価値観の近い人間同士の付き合いであり、
「ヨコの関係」だったのではないでしょうか。
それに対し、企業人の「人間関係」は、
企業の人事部によって配属された(自分では選べない)部署の
仲間と仕事をして行くことになります。
言い換えれば、様々な世代や価値観の違う人間同士の付き合いであり、
上司と部下、先輩と後輩といった「タテの関係」になります。
つまり学生時代は、気の合う仲間と集い、
気の合わない人とは付き合わなくて良かったのですが、
企業人の場合は、自分では選べない様々な人と付き合うのですから、
気の合う人もいれば、気の合わない人も出てきます。
この「気の合わない」「馬が合わない」人との付き合いが生じるのです。
仕事は一人でするのではなく、チーム(組織)で取り組みます。
(これは個人事業でも、ネットワークで取り組むので同じです)
これまでの学生時代のように、気の合う人とだけという訳にはいかず、
より良い仕事をして行くためには、「気の合わない」「馬の合わない」人とも
上手く付き合って行くことが求められるのです。
では、その方々と上手く付き合って行くにはどうすれば良いのでしょうか。
それはまた次回にて!