仕事の善し悪しを決める報連相(2)
そもそも「報告」「連絡」「相談」とは何でしょう。
意外と明確に答えられる方は少ないのではないでしょうか。
そこで、今回は「報連相」のベースを確認して行きましょう。
1)時間軸で分類する
「報告」=過去
報告とは、お客様や上司、先輩から依頼された仕事が完了した際に、
その結果がどのようなものであったのか(過去)を伝えることです。
「連絡」=現在
連絡とは、依頼された仕事の進捗状況を伝えたり、
知り得た情報(現在)を共有することです。
「相談」=未来
相談とは、依頼された仕事に取り組む方向性が分からなくなったり、
混乱したときに、今後どうすれば良いのか(未来)を尋ねることです。
2)義務か主体かで分類する
「報告」=義務的
報告は、仕事の基本として「しなければいけない」ものです。
仕事を依頼した側からすると、その結果を知ることを求めています。
結果がどうであったかを知らなければ、次に進むことができません。
故に、「報告」して初めてその仕事が完了したことになります。
「報告までが仕事である」ことを心得ましょう。
「連絡・相談」=自主的
連絡や相談は、仕事をより良く進めるために「した方が良い」ものです。
最悪、連絡や相談が不足したとしても、
仕事上の支障がすぐに出る訳ではありませんが、
あるにこしたことはないのではないでしょうか。
さて、いかがでしたでしょうか。
報連相の意味合いはよろしいですか。
次回は現場で陥りがちな、報連相のツボを一つ一つ確認して行きましょう!