学生と企業人の違い「人間関係2」
では、「気の合わない」「馬の合わない」人と
上手く付き合って行くには、どうすれば良いのでしょうか。
その前に…
そもそも「気の合わない」「馬の合わない」状況が生まれるのはなぜでしょうか。
それは、あなたと価値観が違う、思考回路が違う、性格が違うといった
自分と相手との「違い」によるものです。
自分と価値観や思考回路、性格が違うために、
相手が自分の思い通りの反応や行動を取ってくれない、
自分の望んでいる反応や行動にならないことから、
「この人とは気が合わない」「馬が合わない」となるのです。
よく考えれば、これはしごく当たり前のことではないでしょうか。
人は皆、一人ひとり個性があり、一人ひとり違うのですから。
その中で、たまたま価値観や思考回路、性格が近い仲間に対しては、
「この人とは気が合う」「馬が合う」と感じているだけなのです。
言い換えれば、「気の合う」「馬が合う」仲間と接しているだけでは、
自分の価値観や思考回路しか使うことがなくなり、
自分の器や視野を狭くしてしまう恐れがあることを認識することが重要です。
つまり、「気の合わない」「馬が合わない」人がいるということは、
自分の器や視野を広げるチャンスでもあるのです。
そのためにも、「気の合わない」「馬が合わない」人に対しては、
まず、相手と自分の価値観や思考回路の違いを知ることが大切です。
それを知ることが、自分の器や視野を広げることにつながります。
とはいっても…
やはり「気の合わない」「馬が合わない」人に自ら働きかけたり、
接すること自体が嫌だと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな時はどうするか?
それはまた次回!